Google Analyticsのページ解析レポートが削除されます
アクセス解析使っている人はいるのでしょうか? Google Analyticseにはウェブページの遷移状況をビューワーでチェックできる「ページ解析」という機能があります。見ている分には楽しいのですが、何となくの分析で終わってしまいそうな印象がある機能です。解析のため、というよりもクライアントへの報告としての方が使いやすいね。ページ解析レポートはGoogle Analyticsの「行動 > ページ解析」にあります。
当コラムは外部サイトからのiframeを拒否している(※)のでこのようにエラーになります。
※.htaccessで外部サイトからiframeを拒否する方法
https://www.web-ma.co.jp/column/crawlability/648.html
しかし気になる注釈がありました。ページ解析レポートがGoogle Analyticseから削除されるとのことです。
ページ解析レポートは近日中に Google アナリティクスから削除される予定です。今後、ページ解析を行うには公式の Chrome 拡張機能「Page Analytics」をご使用ください。
Googleは利用者が少ないサービスや機能は遠慮なく廃止・削除をします。Google Readerの廃止や最近でもSearch Consoleのコンテンツ キーワードが廃止されました。
▼Search Consoleのコンテンツ キーワードが廃止されること
https://www.web-ma.co.jp/column/seo/463.html
ただ、今回はGoogle Analyticseからは削除されますが、代案としてChrome 拡張機能を推奨しています。
Page Analytics(Chrome 拡張機能)を使用すると、ウェブページでのユーザー行動(クリックされた要素や、クリックされなかった要素など)を把握して、ウェブサイトのレイアウトの改善やユーザーの利便性の向上、コンバージョン数の拡大に役立てることができます。
具体的には、Google アナリティクスでアクセス可能なウェブページを表示したときに、次のデータを確認できます。
・Google アナリティクスの指標: ページビュー数、ユニーク ページビュー数、平均ページ滞在時間、直帰率、離脱率
・アクティブ ユーザー数(リアルタイム)
・ページ内クリック分析: (ユーザーがクリックした場所)
Chrome 拡張機能を推奨していることからもChromeブラウザの利用率を上げたいのでしょうね。Google Analyticsの表示もChromeになったりしませんかね?
Page Analytics(Chrome 拡張機能)の使い心地は?
さて、しょうがないのでChromeに拡張機能を追加してみました。右上のアイコンを押すと解析できます。おそらく使い勝手はほとんど変わらないのでは?(ページ解析レポートはほとんど使っていないので正確なことは言えませんが)
- 執筆者:西部俊宏
- 株式会社Webの間代表取締役。上場企業でのSEOやWebサイト構築実績多数。ECサイトのカスタマイズ経験も多数あり。
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