Googlebot・検索エンジンクローラーのアクセス状況[2017年1月8日〜14日/当サイトのみ]
クローラビリティ先週はクローラーのアクセスに大きな動きがありました。アクセス数は25種類570セッションと約1.55%の減少です。
Googlebotはスマートフォン版がウェブ検索を上回りました。これはスマートフォン用のGooglebotの巡回数が増えたのではなく、単にウェブ検索用のGooglebotの巡回数が減っただけです。スマートフォン用が2%の増加に対して、ウェブ検索用は40%以上の大幅減です。こういう結果を見るとモバイルファーストインデックスの到来を予感してしまいます。
Google以外の検索エンジンのクローラーです。Yandexが大幅に増えています。Yandexはロシアの検索エンジンですが、DuckDuckGoとも提携しており、インデックス情報は提供されています。ちなみにDuckDuckGoは400以上からデータ提供を受けているので自社クローラーによるクロールを最小限にしているというお話を伝え聞きました。そういう考え方もあるのですね。
▼DuckDuckGo(ダックダックゴー)とは? プライバシーに配慮した検索エンジン
https://www.web-ma.co.jp/column/seo/518.html
また絶賛増加中の360spiderですが、収集方法を変更しました。Haosouはhaosouspiderと360spiderの両方クローラーを徘徊させているようで、haosouspiderのUserAgentにはHaosouからのアクセスであるという情報が確認できるのですが、その確認ができない360spiderも検索エンジンとして収集してみようと思います。
検索エンジン以外は特に目新しいクローラーのアクセスはありません。ある程度一定のクローラーがそれぞれの周期でアクセスしています。検索エンジンと違い頻繁にはアクセスしてきません。もちろんSEOツール系を除いて、の話ですが。SEOツールのクロールは全く自社にとってのメリットがないので皆様ご注意ください。
- 執筆者:西部俊宏
- 株式会社Webの間代表取締役。上場企業でのSEOやWebサイト構築実績多数。ECサイトのカスタマイズ経験も多数あり。
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