クローラビリティとは? クローラー最適化で実現できること
クローラビリティクローラビリティではクローラーが理解しやすいように適切に情報を届けます。また、クローラーの負荷が軽減できるように設計をします。
- 「サーバーの応答時間を短縮する」
- 「画像を圧縮し最適化する」
- 「HTML・CSS・JavaScriptを縮小する」
いずれもクローラーの負荷が減ります。有り難いGoogleは「PageSpeed Insights」という測定ツールを用意してくれています。
▼PageSpeed Insights
https://developers.google.com/speed/pagespeed/insights/
PageSpeed Insightsのための改善に全く意味がないとは言えません。読み込み速度が速いということはユーザーにとって利便性があります。
また、少なくともいくつかはGoogle SEOにおいて効果があります。
2010年4月の発表ですが、Googleはウェブページの表示速度を検索順位を決める要因の1つとして採用しました。
▼Using site speed in web search ranking(2010年4月9日)
https://webmasters.googleblog.com/2010/04/using-site-speed-in-web-search-ranking.html
とまあ、クローラビリティを生業としているので取り組んだ方が良いですよという立場からの発言ではありますが、少なくとも検索エンジンの仕組みの最初の工程がクロールです。
▼Google 検索の仕組み
https://support.google.com/webmasters/answer/70897
こちらのページにもある通り、次のような流れとなります。
- クロール: Google がサイトを認識して検出する
- インデックス作成: Google がサイトのインデックスを作成する
- 検索結果の表示: ユーザーの検索と関連する有益なコンテンツのサイトを表示する
クローラビリティを高め適切な情報を伝えることが検索結果として現れます。これは単純にKWの最適化をするだけの話ではないので取り組みづらく、またあまり注力されていない印象があります。
- 執筆者:西部俊宏
- 株式会社Webの間代表取締役。上場企業でのSEOやWebサイト構築実績多数。ECサイトのカスタマイズ経験も多数あり。
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