ECカスタマイズ例:経路分析|購入時のランディングページと参照元ページ(リファラ)獲得
ECECサイトを運営していてインターネット広告を運用している場合、広告レポートから全体的な効果は把握できます。しかし、個別の注文情報については正確な分析は難しいです。また、広告以外の経路分析はアクセス解析ツールの適用範囲内のレポートしか分析できず、もちろん個別の注文情報は把握できません。
弊社が行うECカスタマイズを導入すると任意の注文情報に対して経路分析が可能となります。ここでは具体的に分析可能なものをお伝えいたします。
購入時の経路を分析したい
まず大前提として注文情報(購入完了時)を経路分析のキーとします。別に会員登録やメルマガ登録といった注文情報以外を起点とした経路分析も導入できるのですが、購入導線の分析の方がニーズがあるかと思いますので当記事では購入時の分析観点で進めます。
もし購入以外の経路分析をしたいというご要望がありましたら一度ご相談ください。
ランディングページを知りたい
ラインディングページとはお客様が御社ECで最初に閲覧したページのことです。御社ECのどのページが起点となったのかを把握できます。
ランディングページを分析できると御社ECの販促効果が高いページが一目瞭然となります。もちろんアクセス解析ツールでも把握可能ではありますが、特定の注文情報と連携できるので、注目商品の販促に繋がるページが簡単に把握できるというメリットがあります。
参照元ページを知りたい
御社ECを訪れたお客様が直前に滞在していたWebページが把握できます。検索エンジン経由なのか、あるWebサイト記事から購入があったのか、といったことがわかります。
ただし、参照元ページの取得はリファラという情報を元に行うため、リファラが取得できないケースもございます。Webブラウザのお気に入りやブックマークからの訪問やアプリを跨いだケースなどです。また、ブラウザの設定で参照元の申告を拒否されることもあります。
Webサイト内の特定ページを経由したか知りたい
御社EC内のキャンペーンページや特定の記事など特定ページを閲覧したかどうかも分析できます。販促ページが効果があるのかどうかが実際の注文情報と紐づけた分析が可能です。
IPアドレスも取得可能
不正注文対策としてIPアドレスの分析も可能です。サーバーログから確認する場合、意外と手間がかかります。また専門知識も必要なのですぐ把握できない場合もあります。
IPアドレス分析を用意しておくことで注文情報からIPアドレスの把握が簡単にできるようになります。当機能の発展系として特定のIPアドレスからの注文があった場合にアラート通知を出すことも可能です。
経路分析を活用しませんか
以上のように一例ですが、ECの注文情報において経路分析が可能なカスタマイズ例となります。上記以外にも御社が分析したい内容に従ったカスタマイズも可能です。「こんな分析がしたい」とお悩みがありましたらまずはご相談ください。
- 執筆者:西部俊宏
- 株式会社Webの間代表取締役。上場企業でのSEOやWebサイト構築実績多数。ECサイトのカスタマイズ経験も多数あり。
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