［2025年版］Shopify（ショッピファイ）の使い方｜ECサイト制作代行からカスタマイズまで

Shopifyとはカナダに拠点を置くEコマース企業が運営するECサービスです。個人から小規模小売業を中心に世界170カ国以上、数百万以上の店舗で利用されています。

Shopifyの特長としてまず使いやすさがあります。ECサイトを初めて立ち上げる方でも簡単に利用できます。また、カスタマイズの自由度も魅力です。Wordpressのようにプラグイン（アプリ）も豊富で、自分好みに機能追加が可能です。

Shopifyアプリは数が多いため、どれを選んで良いのか、また自分が実現したいことと適しているのかは使ってみないとわからないといえます。アプリは無料プランもありますが、利用人数により課金されるものが多いため、低価格で始めたのに意外とコストがかかってしまうケースもあるのでご注意ください。

料金プラン比較

Shopifyには機能が異なる4つのプランを提供しています。主な比較点として以下にまとめました。

ShopifyにはShopifyペイメントという決済方法を用意しています。これはShopifyが直接運営しているのでShopify内の設定だけで利用できます。別途外部決済サービスとの契約は不要です。

下記は各プランごとの決済手数料の比較となります。Visa・Mastercardは日本国内で発行したカードの場合です。

また、クレジットカード以外の支払い方法も可能です。PayPalやApple Pay・Google Pay、コンビニ決済、代引き、銀行振込など多彩なので支払い方法で困らないはずです。

外部決済サービスも利用可能

Shopifyでは前述のShopifyペイメントを使用しないで決済を提供することも可能です。この場合、各サービスの手数料に加えてShopifyにも以下の手数料が発生します。

Shopifyの基本機能

ShopifyにはECとして基本機能はすべて備わっています。

• 商品管理（商品の追加、編集、削除、バリエーション設定、在庫など）
• 在庫管理（複数場所での在庫の一元管理、在庫レポートなど）
• 注文管理
• 顧客管理
• 決済
• マーケティング（SEO設定、SNS連携、メールなど）
• 分析ツール（訪問数、売上レポートなど）

ECを運営するにあたり基本的なものは網羅しています。また後述のようにアプリを追加することで機能追加も可能です。

Shopifyの機能追加／カスタムアプリ

Shopifyにはアプリを追加することで機能拡充ができます。定期購入やデジタルダウンロード販売、請求書、領収書といった機能もアプリで追加可能です。ただし、英語版など日本語以外で提供されているものもあるため、使い勝手の部分では注意が必要です。

また、ShopifyではAPIという開発者向けのツールも提供しているので独自に機能追加することも可能です。EC-CUBE同様に御社に適したECカスタマイズも可能なのでまずは一度ご相談ください。

Shopifyの使い方

Shopifyは初心者でもECサイトを開設できます。ここではその流れを簡単にご説明します。

1.アカウント登録

まずは無料のアカウント登録をします。Shopifyアカウントはメールアドレスがあれば登録可能です。

2.デザイン設定、テーマの選択

アカウント登録後、管理画面にログインしてデザインテーマを選びます。御社のECや商品のコンセプトに合致したテーマを選びましょう。テーマは無料から有料まで豊富です。また、オリジナルのテーマを作成することもできます。お困りの際はご相談ください。

3.商品追加

まずは商品情報を登録します。写真・商品名・説明文・価格などを登録します。商品はカテゴリごとに登録可能です。

4.EC基本設定の登録

特定商取引法に基づく表記などが必要なのでには登録します。会社名・所在地・連絡先・プライバシーポリシー・返金について・配送についてなど記載します。
また、配送方法の設定も行います。地域ごとの送料設定や送料無料基準の設定、配達日の設定なども行いましょう。

5.決済方法の設定

決済関連の設定も必要です。Shopifyペイメントを利用すればクレジットカード決済など簡単に利用できます。

このようにShopifyは手軽にECを始めることができます。越境ECにも対応していますし、機能追加のカスタマイズも可能です。御社にて始めてお困りの際は、弊社にてサポートできますのでその際はご相談ください。

※2025年1月6日時点の情報です。