Search Console(サーチコンソール)検索アナリティクス|クリック数とランディングページで分析する

Search Console

2017年はクローラーの動きを中心に記事を配信しましたが、2018年はSearch Consoleをテーマにしようと思います。クローラーの動きはGooglebotスマートフォン版が増加するかどうかがポイントになるため、その時がきたら報告します。日々の数字はこちらをご覧ください。

▼2018年クローラーアクセス解析
https://www.web-ma.co.jp/analytics/2018.html

検索アナリティクスのクリック数とGoogle Analyticsのランディングページで分析する

自分の感覚ではSearch Consoleは登録はしていてもチェックすることは少ないのではないでしょうか。それでも「検索トラフィック」にある「検索アナリティクス」は一番使われている機能と思います。何と言っても自サイトへ流入しているキーワードが把握できるのですから。

Search Consoleの検索アナリティクス

流入キーワードは以前はGoogle Analyticsで分析ができました。どのキーワードが流入数が多いのか、どのキーワードがCVに繋がっているのかがわかりました。現在Google Analyticsの集客カテゴリにある「オーガーニック検索キーワード」で一応流入キーワードが見れはしますが、ほとんどが「(not provided)」です。以前はGoogleだけでしたが、今ではYahooもBingも「(not provided)」とほとんどがキーワード不明という状況です。(ちなみにキーワードはわからなくても「ランディングページ」で見ると流入しているページの数字がわかるので重宝しています。流入ページが把握できれば流入キーワードの方向性は想定できますので。)

期間でソート

さてSearch Consoleでは「検索アナリティクス」の「合計クリック数」を見るとキーワードごとのクリックされた数がわかります。クリックされた数=流入数となるのでGoogle Analyticsではわからなかった流入キーワードが判別できます。期間で絞り込めば月ごとの流入キーワードが特定できます。

ページでソート

また、ページでフィルタリングをすれば対象ページの流入キーワードだけ表示されます。Google Analyticsの「ランディングページ」と組み合わせることでページごとの流入状況とCVが分析できます。

ページごとのキーワード分析

このように「検索アナリティクス」はSEOの効果測定ができるので便利ではあるのですが、全体を評価しようとすると手間がかかることが難点です。忙しいときはおおよその判断で済ませてしまいがちですね。

西部俊宏
執筆者:西部俊宏
株式会社Webの間代表取締役。上場企業でのSEOやWebサイト構築実績多数。ECサイトのカスタマイズ経験も多数あり。
会社概要はこちら

「ECサイトをより便利にしたい」「もっと集客したい」ECカスタマイズはお任せください