食べログのようにAMPページと公開ページの情報が異なるケースも考慮しましょう
SEOモバイルSEOを考慮するにあたりAMP対応するかどうかは悩みの一つでしょう。現時点ではランキング要因ではないので、「無理して対応する必要はない」ということが弊社の見解ではありますが、表示の速さはユーザーメリットが大きいところです(検索結果の稲妻ラベルもそうかもしれません)。AMPのメリット・デメリットについては以前の記事もご覧ください。
▼AMP対応その前に。メリットとデメリットを比較
https://www.web-ma.co.jp/column/seo/350.html
そこにも書きましたが、AMPページはcdn.ampproject.orgのサーバー上で表示されます。そのため公開ページの情報更新のタイミングによってはユーザーが見ている情報と実際の情報が異なるケースもあり得ます。この記事の正確性が担保できないことは導入を提案しづらい理由の一つです。少し前のものですが、こんなフォーラムの投稿があります。
▼AMPキャッシュの更新頻度について
https://productforums.google.com/forum/#!topic/webmaster-ja/w-vyL7Nhn88
一覧ページをAMP化することの意味は置いといて、やはりAMPキャッシュの更新頻度は気になるところです。当ブログはAMPページのファーストビューで注釈を入れています。ECや求人サイトではないので、そこまで気にする必要はないかもしれませんが、念のための対応です。
気になったのでいくつかサイトを見てみました。以下ファーストビューのキャプチャーです。
食べログは公開ページへのリンクがありますね。楽天はECはAMP非対応のようです。ECは金額が変更する可能性や商品が欠品する可能性があるので対応しづらいですよね。AMP対応するとしても食べログのように実際のページへのリンクは設けておくことをお勧めします。
- 執筆者:日下誠彦
- 株式会社エフティスマイル代表取締役。上場企業でのSEO・SEMの実績多数。現在は企業のSEO・インターネット広告におけるコンサル業務、及び自社サービスのSEO・SEM戦略を行っている。
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