サイト運営において考慮すべきこと(内部対策編)

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サイトを運営していると面倒だからなのかSEO的な観点から不都合となるケースを見受けることがあります。限られた時間内で更新作業を行うためどうしても効率性が重視されることは多々ありますが、それでもいくつか気を付けてほしいと感じることをピックアップしました。ちょうど資料を制作しているところなので、ブログにも途中経過となりますがアップいたします。

■コピーページを作らない

他のページにある内容と同じようなページを増やすことは避けるべきです。同じようなページが増えれば増えるほど検索エンジンの評価が低くなる可能性があります。内容がほとんど変わらないページというのはユーザーにとっても好ましくありません。
「ユーザーに迷いを与える=評価に値しない」となってしまうので、各ページの情報はユニークなものとなるように運営してください。特に以下の箇所が同じ場合はSEOに影響する可能性があるので注意が必要です。

  1. タイトルタグ
  2. メタタグ
  3. 見出しタグ
  4. 本文テキスト

■URLは変更しない

URLは住所のようなものです。ずっと同じ所に住んでいれば地域に馴染んでくるように昔から変わらないURLというのは評価が高いものです。やむなくURLを変更するときは移転の手続きをするようにしましょう。
住所変更の手続きを郵便局に提出するように検索エンジンに対しても手続きを施す必要があります。それがリダイレクトです。301リダイレクトの処理をすることで、変更したURLへ元のURLの評価を引き継ぐことができます。

■URLはページの内容を想起するものにする

数字が羅列されたURLよりも、ページの内容が推測できるURLの方がユーザーにとっても検索エンジンにとっても理解しやすくなります。「コピーページを作らない」でも解説した通り、サイトの情報はユニークとなるようにしましょう。これはURLも同様です。数字の連番にするよりも各ページの内容が想起できるものにするとよいですよ。

■テキスト量を多くする

テキスト量が少ないページというのは中身がないページとみられる可能性があります。重要な言葉は画像にせずにテキストで本文中に記述するようにしてください。テキスト量はできるだけ多くするようにしてほしいのですが、当然他のページからコピーした文章は厳禁です。ユニークな文章を記述するようにしましょう。

■他のページからリンクをする

他のページからリンクされていない孤立したページというのは検索エンジンから評価されないページになります。だから新規追加したページは忘れずに他のページからリンクをするようにしましょう。忘れないようにリンクをするのに役立つものが更新情報です。トップページに新着情報欄を設ければ新規追加したページに自然とリンクができます。
ただしこの場合は一定期間が過ぎるとリンクがなくなってしまうので、別途更新情報一覧ページを用意してそこからリンクをするようにすると孤立したページにはなりません。

■更新頻度を高める

最近Googleが公式見解としてより新鮮な情報を検索結果に表示するようにアルゴリズムを更新したとアナウンスがありました。更新頻度を高めてユーザーに新鮮な情報を伝えるということはSEOに限りらず大切なことです。だからこそ頻繁に更新するようにしましょう。

▼Googleの公式アナウンス「Google Japan Blog: 検索結果がよりタイムリーに」
http://googlejapan.blogspot.com/2011/11/blog-post.html

とまあ備忘録も兼ねてアップいたします。
一部割愛しているものもありますが、忙しい担当者の方が迷うことなく更新ができるような資料を制作しております。重複コンテンツの解消は余程意識をしないと難しいものです。ぜひとも「重複コンテンツは絶対に作らない」と心がけていただけると嬉しいものです。

日下誠彦
執筆者:日下誠彦
株式会社エフティスマイル代表取締役。上場企業でのSEO・SEMの実績多数。現在は企業のSEO・インターネット広告におけるコンサル業務、及び自社サービスのSEO・SEM戦略を行っている。

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